ギリシャ、経済危機や難民問題など、この国からはあまり良いニュースは聞こえてこない。失業率は約26%である。簡単に言うと、4人に1人は無職という計算である。
そんな国の首都アテネ、実際に来てみると意外とみんな明るい。レストランやバーの入りも悪くはない。とても、財政破綻寸前まで行って、失業率だらけの国とは思えない街の雰囲気だ。経済危機でも、失業していても、楽しく過ごせるギリシャ人。そんな能天気だから財政が破たんするのだよ・・・と思いつつ、いつでも明るい国民性を素敵に思い、何となくギリシャが好きになってしまった。
【アクロポリス、昼もいいが夜は特に美しい】
Tinder旅行記inアテネその1
アテネの女の子は顔が濃い。その濃い顔にバッチリとメイクをしている子が多い。可愛いというよりも美人が多いという印象だ。服装もおしゃれで、スタイルも良い(中には太い子もいるが)。
典型的なギリシャ美人(黒髪、濃い眉毛、はっきりとした目元)
そんな美人とTinder(ティンダー)で出会えるだろうか?期待に胸を膨らませながら、ボケットからスマホを取り出しスワイプ開始。
ひとつ気づいたことは、英語をできる子が意外と少ないことである。プロフィールの名前自体もギリシャ語で書かれており、名前すらも読めない。もちろんプロフィールもギリシャ語で書かれている。そういう子とはマッチする可能性も少ないだろう。当然の話だが、ギリシャ語ができれば、マッチする確率も高くなる。
唇・・・・❤
さて、今回マッチしたのは、以下の3名
- ビッキー 24才(学生):カーリーヘアの明るそうな子。大学ではバイオテクノロジーを専攻しているようだ。若干太いが、許容範囲内。
- エフィ 27才(受付嬢):赤いルージュで笑顔、文句なしの美人。スタイルも良い。別の写真では犬と一緒で女の子っぽさが伝わってくる。思わず股間が熱くなる。
- アナスタシア 28才(職業の表示なし):ブス。画質の悪い写真がさらに印象を悪くする。ブスでも笑顔の写真を使えばよいのだが、何故か棒立ちで無表情の写真のみ。これは正直キツイい。
とりあえず、”Hi how are you?”とあいさつしてみた。
エフィとアナスタシアからは返信があったが、ビッキーからは返信がない。その後、何度かメッセージを送ってみたが全く返信がないので、ビッキーはあきらめた。アナスタシアとはチャットが上手くいったとしても、部屋に連れ込む気にはなれないので、エフィのみに集中。何でも取捨選択が大切である。
エフィのプロフィール写真には犬が写っていたので、犬の話をすると案の定盛り上がった。動物と写っている女の子とマッチしたら、是非その話題に触れてみると良い。会話が盛り上げやすくなる。犬の次は仕事の話。彼女は会社の受付嬢をしているらしいが、元々、好きでやっている仕事ではないので、毎日退屈しているらしい。これはチャンスだと思った。女の子が不満話をしたら、とにかく、同意と共感を示せばよいのだ。そしてさりげなくほめる。
「そうだよね。退屈しちゃうよね。エフィは大学で勉強して頭もいいし、英語もできるからもっとできることいっぱいあると思うし・・・」
この「シュート」は見事に決まった!これを機に絵文字を頻繁につかうようになり、会話がスムーズに進んだ。
そして、会う約束を取り付けた!
「おいしいギリシャ料理が食べたい」と言ったら、
「金曜の夕方だったら一緒に行けるわよ」と・・・・
つづく