ホテルに戻ると2人のベルギー人とマッチが成立していた。1人は23才、もう1人は27才。いずれも白人である。Tinder(ティンダー)プロフィールを改めてよく見ると、27才の女は息子らしき少年と一緒に写っている。人妻も悪くはないのだが、写真の彼女は表情が暗く、何となく不幸の臭いがしたので特にアクションもせずにキープすることにした。まずは23才の方にアプローチするのが定石と言えよう。

23才の女の名前はレスリー、インスタグラムとTinderを連携させているため彼女の色々な写真を見ることができた。見た目は普通、可もなく不可もない。しかし、なかなかのファッションセンスの持ち主であった。ヨーロッパのおしゃれな女、23才、若い。悪くはない。早速アプローチを開始した。
Tinder旅行記inブリュッセルその2
「Hi」とあいさつ。この一言に対して、相手がどのように返してくるかで脈ありかどうかが読める。数分も経たないうちに彼女から返信があった。
「日本から来たの?」と彼女。「Yes」と私。「私、今Netflixでテラスハウスにハマってるの!日本人はとても控えめで紳士的だから素敵 🙂 」と彼女。海外には結構、日本好きは多い。したがって、日本好きな女の子と出会ったのであれば、それはまさに我々日本男児にとってチャンス到来を意味するのである。効果的なプロフィールを作成するで解説したように、日本人であることをPRすることで、マッチが成立する確率が高まるのである。
色々と聞いてみると、もともとは美容師をしていたが将来が不安になり、大学に行くことにしたという彼女。いまは大学に入るために毎日勉強をしているらしい。
「キミがとても努力しているのは分かった。それに自分の将来をよく考えていることも分かった。努力ができる人は素敵だ。今は不安かもしれないけど、きっと大学にも合格して道が開けるさ!」と相手の言ったことを繰り返し、共感し、褒める。これはTinderデートを実現させるための鉄則である。

かわいいベルギーの女子たち💛
上手いこと会話を盛り上げ、いよいよ彼女と会うことになった。
つづく